ペットを取り巻く環境について考える運動を展開中!!
写真は最近の花とゑびすで。
保護犬を迎えるという選択肢。
日本でも最近はけっこう増えてきているのではないでしょうか?
フランスでも保護犬を引き取る方は多いです。
ゑびすが通っているスクールも、元保護犬、現保護犬はけっこういます。
いっしょに家庭犬試験を受けたウック君も元保護犬です。
フランスではS.P.A(Société Protectrice des Animaux 動物保護協会)というものがあり、ここが日本でいうところの動物保護センターとか動物愛護センターと呼ばれるような所、プラス保護団体といった感じでしょうか。
アメリカでいえばシェルターですね。
保護して、新しい飼い主を探す所です。各地域にあります。
もちろん、殺処分などはありません。
そして日本とはちょっと譲渡システムが違います。
引き取りは無料ではなく有料です。
そして、避妊去勢の手術をしてからの引き渡しで、引き渡し料金がだいたい日本円で1〜2万円くらい(犬猫、子犬で料金が異なります)で手術費用が3万円くらいの感じですね。
あと、たぶん大きく違うのは、犬猫以外の動物もいることでしょうか。。。。
うさぎやりす、ハムスターとかはまだしも、羊やヤギ、馬、ろばもいます。笑 しかも、馬けっこう多いです。笑
笑うとこじゃないんでしょうけど、日本人的にはやっぱり。。
でもロバや馬を飼いたいと思った時に保護馬という選択肢もあると改たにメモメモです。
いつかロバが欲しい姉御です。。。
日本では犬を飼おうと思えば、まずはペットショップという選択肢がまだ多いかと思います。その次にブリーダーさんところから。。で、保護犬でしょうかね?
もしくは近所で生まれたとか?
私はボーダーを飼いたいと考えていた時に、正直、「保護犬」という選択肢は全くなかったです。
やはりイメージ的に捨てられた=問題のあるワンコ。とか、成犬から飼うより仔犬からの方が懐きやすいだろうとか。。
と、考えたのは後になってからで最初の段階では、全くもって選択肢にはなかったですね。
私の中で思いもつかない選択肢でした。
でも今は違います。
次に迎える子は保護犬という選択肢も含んでいます。
もちろんタイミングなどもありますので、絶対保護犬から!!とまでは考えていませんが、一応選択肢のひとつには入っています。
さて、日本でも「保護犬」というのはだいぶ広まってきてはいるようだとは先にも書きましたが、やはりここが変だよ日本人?
日本人というか、日本のシステムですけど。でもシステムを作ってるのは日本人ですからね。
こんな手作り絵本に出会いました。
ペットショップに行く前に。
これ、けっこう衝撃的な絵本です。
でもこれが事実です。
「わんちゃん、ねこちゃんが、毎日、たくさん殺される一方、お金儲けのために大量に産み増やされる命たち。。。なんだか、おかしいと思いませんか?」
こういう問題、これからはやはり子供といっしょに考えていくべき問題だとも思うんです。
すべてのことに当てはまるとは思うのですが、今の私たちももちろん考えねばならない事なんですけど、これから未来を創っていく子供たちにこそ、きちんと考えて欲しい。
そしてきちんと伝えたい。
私には子供はいませんが、これは印刷して日本の姪っ子に送りますよ。
余談ですが、私は読書好きで何かにつけ、姪っ子達への贈り物は姉御セレクトの本です。笑
それと、絵本といえばこれも。
アンジュール。
アマゾンからで失礼します。。
これ、フランスの絵本だったんですけど、知ったのは日本語バージョンです。
機会があればぜひ手にとって見てみてくださいね。
何を隠そう、フランスも捨て犬は多いんですよね。。。
「保護犬」というのはどうしても仕方ない場合もあります。
飼い主さんが亡くなってしまったりということもありますし。
でも、お金儲けの為に産み増やされ、買われ。そして飼い主の都合で捨てられる。。。。
なんちゅう世の中だという話ですよ。
もう一回書きます。
「わんちゃんやねこちゃんが毎日たくさん殺される一方、お金儲けの為に大量に産み増やされる命たち。。なんだかおかしいと思いませんか?
おかしいと、思いませんか?
保護犬を選択肢に入れることを勧めているわけではなく、改めてみなさんに考えて欲しい。
何かがおかしいこのシステム。。。。
人間は他の動物よりも理性的にものを考えられるのだから、自分たちよりも弱い「四つ足の市民」を守る方法を考えなければならない。
と、ギリシャの人は言いました。
日本人もみんなで考えてみましょうよ。