もの寂しい朝。



ペットを取り巻く環境について考えて見る運動を展開中!!


この「ペットを取り巻く環境について考えて見る運動を展開中!!」というカテゴリーに今日の話題は入れようかどうしようか少し迷ったのですが、これもペットを取り巻く環境の話に違いはないだろうと思い、こちらに入れました。

今までとはちょっと違った内容にはなっていますけど、これからもゑびすの日常の話題ではない一般的なペットの話をしたい時はこちらに書こうかと思います。

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実は今週、私の近しいワンコが2匹、旅立ちました。


1匹は私が週一でお掃除のバイトに行っている近所のおばあさんのワンコ。

もう高齢のジャーマンシェパードだったのですけど、日曜日の夜から動けなくなり、これまた高齢のおばあちゃんではもうどうしようもなかったので、月曜日のお昼に獣医さんに自宅に来てもらっての安楽死でした。

月曜日の午後にいつもの通りにおばあさんのお宅にお伺いしたら玄関先にシルバ(そのジャーマンシェパードの名前です)が寝かせてあったので、すぐにあぁ逝ってしまったのだなとは察したのですが、私が来る10分前の話だったとは後から聞かされました。。
その日のうちに庭師の方が自宅裏の森に深く穴をほって、埋葬しました。


そして、もう1匹は実家のワンコ。

昨日、実家に住む姉から「まっく、もうダメかもしれない。。。」とメールをもらっていたのですが、今朝起きてメールチェックすると、姉から「今朝の10時半頃に旅立ちました」と。

まっくは17歳でした。

歳はとっていましたがそれなりに元気ではあったのですが、昨夜は鳴いてしょうがなかったそうで。。
姉が撫でて抱っこしてやっと落ち着いて眠りについたとか。。
今朝はまだ息をしていたけど、学校に行く子供達を見送って、仕事に行く姉を見送り、母が時々気にかけながら家事をしていたそうなのですが、10時半前に見た時に大きく呼吸をしてて、ちょっと目を離して戻ってきたらもう息を引き取っていたとのこと。

いわゆる、大往生で、特に苦しむこともなく眠るように旅立って行きました。

17年前に姉が友達のところから親に相談もせずにもらってきて飼い始めた小型の雑種犬。
私はその後にすぐ実家を出ましたのでまっくと過ごした思い出は少ないのですが、それでも17年とは感慨深いものがあります。

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今週はそんな週で、改めて愛犬の最後について考えさせられています。。

時々ふと考えることではあるのですけど、実際にその日が来た時、どんなのだろうかあまり想像がつきません。

まっくのような最後はある意味理想的です。
大往生で苦しむことなく、自宅で亡くなる。。

でも、実はこういう亡くなり方というのはフランスでは珍しいように思います。

先にも書きましたように、私の知る限り、大概の場合フランスでは最後は安楽死が多いように感じます。

おばあさんも歴代のジャーマンシェパード達も全て最後は安楽死だった。。と話されていたんですけど、確かに、叔父さんのお宅で飼われていた猟犬のロンくんも最後は安楽死。
9月には一緒に働いていた友達の愛犬も安楽死。

どうやら、フランスでは高齢や良くなる見込みのない病気や怪我により自力で歩くことができなくなり、食事や排泄が困難になったら安楽死というのが一般的のようです。

何かの記事で読んだ事があるのですが、欧米では病気が見つかった時点でまだ元気でも安楽死を選択する人がいるほど安楽死のタイミングが早いそう。
「痛み」に対する意識が日本人とは異なる。と。
1㎜たりとも痛みや苦痛を与えたくない。立てない、歩けないと言う事はその犬の尊厳を壊す事になると考えている人が多いようです。

もちろん中には日本人のように最後までベストを尽くす、天寿を全うするよう努力する人だっています。

この考え方の温度差はやはり宗教的な背景も関係しているのでしょうね。

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私は特に熱心な仏教徒でありません。旦那も熱心なクリスチャンではありませんが、やはりこの温度差はあります。

ただ、個人的な考え方としては無意味な痛みや苦痛を愛犬に与えることはしたくないです。
犬は人と違って、過去や未来を考えない生き物です。
今だけを考えて生きる生き物です。

人間は明日には痛みが和らぐかもしれないとの可能性を考えて介護するかもしれないですが、犬にとってはそうではないはずです。

でも痛みがないような場合だったら。。?

ただ、病気や怪我、もしくは高齢のために足腰が弱くなって寝たきりに成った場合には。。?

それでも旦那は安楽死というのだろうか?

私はそこは納得しないでしょう。。

でも果たしてちゃんと看れる環境にそのときあるのか?

さらに苦痛や痛みが伴うとすれば。。?



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最後の選択。


そのときにならなければ選択できないことだけど、必ずやってくる事。

後悔のないようにその日を立派に迎えたいですね。



まっく。シルバ。ありがとう。





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No title

私も全く同じことを最近考えてました。
こちらの私の犬スポーツ仲間でもやはり安楽死が一般的(?)で
そのたびになんだかもやもやとした気持ちになっています。
例えば、旅立つ朝、ご飯を食べて一緒にドライブして・・と
とにかく時間を大切に使った後・・などということを聞くと
とても複雑な気持ちになるのは、やはり宗教観の違いでしょうか。

例えば人間でも、QOLを大切にするこちらと、とにかく寝たきりになっても無理にでも・・・という日本の制度の違いはよく問題になるところなので、根本的に考え方が違うのかもしれませんね。

とても重いテーマなのですが、ゆみさんのこの記事を拝読して
私だけではないんだな、と、改めていろいろなことを考えさせられました。

いずれにせよ、今の私たちにできることは犬と一緒にいる「今」を大事に大事に、することですよね。
今日も一日良い日でありますように。

良い週末をお過しください。

No title

みやびさん>
やはりベースには宗教観がないとは言い切れないと思いますね。
日本人は痛いのとか苦しいのを乗り越えたら、そこに何かが見えてくる的な考え方ってやっぱりありますもの。
あ、もしかしたら最近の子達にはそういうのないかもですけど。。苦笑
極楽浄土に行けるように敢えて茨の道を進むような。。。
ちょっとマゾヒスト的な感じさえありますね。
出産に関しても、欧米では無痛出産が一般的なのに対して、日本はまだまだ浸透してないですもんね。
痛く大変な思いをしてこそ、生まれてくる子供に愛情が湧くという人すらいるくらいですから。。
フランス人からしたら驚きの回答でしょうね。。。苦笑

私は、どっちもわかる気がする。。。程度のレベルです。苦笑

でもたまに不安になりますよ。
何か病気や怪我で私が寝たきりみたいな状態になったら、旦那は面倒見てくれないだろうなーとか。。苦笑

何事もそうなってみなければ実際の所はわからないんですけど、ワンコにしても人間にしても生きている限り、最後の日は来るわけで。。
その日を立派に迎えられるよう、色々考えたり行動したりするのは結構大切な事じゃないかなと思った次第です。

みやびさんも素敵な週末をお過ごしくださいませ。

コメントありがとうございました!

No title

私の友達も、安楽死の選択をしていました。
リードをつけてトボトボ一緒に歩いて病院へ。
病院前で出会ったとき、ワンちゃんはしっぽを振ってくれました。
「今から安楽死に行ってくる・・・」驚きました。
確かに辛い治療を長くしていましたが、ワンちゃんは何も知らずに病院へ入っていったのです、しっぽを振りながら・・・
複雑な気持ちになりました。
犬は飼い主を選べないし、飼い主の考え方も人それぞれですし。
どんなに懸命に最後まで介護しても悔いは残る人もいれば、残らない人もいるでしょう。
犬はそれでも生きることに一生懸命かもしれないし、もう嫌だと感じているかもしれないし、これはわかりませんね。
正解はない難しい問題です・・・

No title

JUDYJOYママさま>
お友達も安楽死の選択をされたんですね。。。
まだ自分で歩けるくらい元気でも、辛い治療が続くのはやはりかわいそうだったのでしょうかね。。
私の友達のワンコは確かにシニアではありましたが、ある日高熱が出て、夜中も痛いのか?泣き、どこを触っても痛がる状態にだったので、獣医さんに診せに行き、治療はなく、そのまま安楽死でした。
あまりワンコに対して、治療するとか看病、介護するという考え方はないのかな?と感じています。
もちろん、その症状の度合いにもよるのでしょうけど。。

私はできるだけ長く一緒にいたいと思いますが、実際にワンコが辛そうだったらどうするかな。。。?とやはり悩みますね。
難しいですね。。。

No title

安楽死か自然死か・・
実際にその選択を昨年夏から今年の春まで毎日迫られていました。

いざその状況に追い込まれると、どうしたら良いのか解らないが本心でした。
全く治療方法もなく治る見込み0%で、掛かり付けの獣医さんは
当初安楽死を勧めていました。大学の教授はてんかんの発作が起きた時点から、直ぐに安楽死と伝えられていました。

安楽死させるは簡単なんですけど・・
犬とは言え、自分が勝手に動物の命を奪うのはどうなんだろう?と毎日毎日モヤモヤとした気持ちでした。

結果、安楽死はさせず自然死を選択しましたが・・・
明日にでも死ぬかも??と言われ続け10ヶ月間介護を続けている間に、人間や家庭が壊れていきます・・。
大学の教授はそれを心配していたらしいのですけどね。

まったく宗教と無関係な僕ですが・・いろいろと考えることは多いですね。
安太郎が同じような状況になった時はどうなんでしょうね。
自然死を選択するかと言われれば、安楽死を選択するかも知れませんし・・。
難しい問題です・・。

No title

ひぃさま>
結局、ソコなんですよね。
「犬とはいえ人間が勝手に生死を決めていいのか?」という所で多くの日本人は悩むのでしょうね。。
欧米人はそこであまり悩まないようです。。
人間に対しての安楽死も認められている国があるくらいですからね。
命そのものよりも生の内容とでもいいましょうか、QOLが人にしても動物にしても重視されているのでしょう。。

かといって、元気な人たちが充実した人生を皆送っているかといえば、絶対にそうではないんですけど。。。

どっちもわかるのですけど、やはり悩みますね。
でも実際に自分が、死を待つだけの状態になった時、(まぁある意味生まれた時点で死を待ってはいるのですけど。。)痛く苦しい思いをして早く死なせてくれと思うほどになっても生かされているのはある意味拷問に近いかな。。。とも。

やはり、ペットにしても人間にしても老衰でぽっくり逝けるのが理想ですね。。苦笑
プロフィール

ゆみ。

Author:ゆみ。
フランスのド田舎生活満喫中。
この度、念願のボーダーコリー♂を我が家に迎えることになりました。実家に犬はいたけど、自分で育てるのは初めて。
嬉しい反面不安も一杯。
とにかく、楽しく明るく、丈夫に育てていこうと思います!!

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